ページの本文へ移動

記事ID : 45371
研究用

Eurofins DiscoverX社 がん関連製品・サービス

このエントリーをはてなブックマークに追加
創薬研究ツール
創薬研究ツール

抗がん剤開発では、分子標的薬や免疫療法、複数の薬剤の併用療法まで幅広い分野での研究が行われています。Eurofins DiscoverX社では、それらの様々な治療法を評価できるサービス・製品を取り扱っております。

OncoPanel™ サンプルによるがん細胞の増殖阻害および感受性に関わる遺伝子変異を解析
BioMAP® Oncology Panel がんの微小環境モデルにおける薬効をプロファイリング
KILR® ADCC等の免疫療法研究に最適な標的細胞死の特異的検出系
PathHunter® 免疫チェックポイントアッセイ 免疫チェックポイントに対するサンプルの活性を簡単かつ迅速に評価

OncoPanel™ がん細胞増殖阻害アッセイサービス

300種を超えるヒトがん細胞株に対する増殖阻害活性を評価可能なパネル試験

特長

  • 300種以上のヒトがん細胞株、100種以上のスフェロイドモデルおよび50種以上のXenograftモデルで増殖阻害活性を評価
  • ゲノム解析により薬剤感受性に関わる遺伝子変異を検証

データ例

がん細胞増殖阻害活性の評価データ.png
Vemurafenib(B-Raf阻害剤)によるがん細胞増殖阻害活性の評価データ
B-Raf活性型変異(赤)の有無とVemurafenibによる増殖阻害への感受性の間に相関がみられた。また、B-Rafの上流のタンパク質N-Rasおよびc-Kitの変異に関しても同様の相関がみられた。

その他のアプリケーション

スフェロイド

  • 3Dスフェロイドモデルにより、低酸素・低栄養・pHなどのがん微小環境を反映したアッセイが可能。
  • 100種以上のがん細胞株で3Dがんスフェロイドモデルを利用可能。

スフェロイドモデル

Xenograftモデル

50以上のヒトがん細胞株で利用可能

xenograftモデル
ヒト胃がんNCI-N87細胞をSPF nu/nuヌードマウスに移植したxenograftモデルにおいて、抗がん剤による腫瘍増殖の抑制効果が見られた。

BioMAP® Oncology Panelサービス

がんの微小環境におけるサンプルの薬効評価に最適

特長

  • 複数の細胞の共培養によりがんの微小環境を再現
  • 既存の抗がん剤との活性比較
  • 抗体と低分子化合物等の併用投与時の評価が可能

アッセイイメージ

CRC PanelとNSCLC Panel

間質もしくは血管のがん微小環境を再現
BioMAP® Oncology Panelは、がん細胞株(HT29もしくはNCI-H1299)、PBMC、線維芽細胞または内皮細胞を共培養することで、間質もしくは血管のがん微小環境を再現している。

データ例

抗PD-1抗体の評価データ
Pembrolizumab(抗PD-1抗体)のBioMAP Oncology Panelでの評価データ
各種サイトカインの増加やVEGFの減少が確認されたことから、Pembrolizumabによりがん細胞による免疫細胞の抑制が解除され、免疫機能が回復していることや血管新生が抑制されていることが示唆された。

抗PD-1抗体の評価データ
NivolumabおよびPembrolizumab(いずれも抗PD-1抗体)のBioMAP Diversity PLUSでの評価データ
Oncology Panelとは異なり、がん細胞を含まないDiversity PLUSシステムではPembrolizumabもしくはNivolumabによる免疫系の活性化は確認できなかったことから、これらの医薬品はがんの微小環境など細胞間の相互作用下で特異的に作用することが示唆された。

詳細ページ

KILR® 細胞毒性アッセイ

ADCC等の免疫療法研究に最適な標的細胞死の特異的検出系

特長

  • 特異性:標的細胞の細胞死だけを特異的に検出
  • 高感度:最小75死細胞から検出可能
  • 多様なアプリケーション:抗体依存性細胞傷害(ADCC)、抗体依存性細胞食作用(ADCP) 、補体依存性細胞傷害(CDC)、二重特異性抗体介在型T細胞リダイレクトなど
  • ready-to-useのキット(Bioassay kit)

データ例

ADCC ADCP TCR
ADCC ADCP TCR
抗体によりリクルートされた免疫エフェクター細胞によって標的 KILR細胞が死滅すると、レポータータンパク質が培地中に放出される。レポータータンパク質に対する検出試薬を添加することで、死細胞数に比例した発光シグナルを検出する。 マクロファージによりKILR細胞が貪食されると、KILR細胞内に発現するレポータータンパク質も分解される。貪食前後でレポータータンパク質由来のシグナルを検出することで、どの程度の細胞が貪食されたかを測定する。 Bi-specific T-cell engager (BiTE) 抗体などによりリクルートされたT細胞が標的 KILR細胞の細胞死を誘導する。その後KILR細胞から培地中に放出されたレポータータンパク質を検出することで、T細胞依存的な標的細胞傷害を測定する。
Using PBMC Effectors Using- KILR Readout and Mcrophage Effectors Effector Cells:Pan T Cell, Target Cells:KILR Raji Cell Pool
PBMCおよび標的腫瘍細胞(KILR® Raji target cell)の共培養下でリツキシマブ (抗CD20抗体) を加えると、リツキシマブの濃度依存的な標的細胞死が観察された。 マクロファージおよび標的腫瘍細胞(KILR® Raji target cell)の共培養下でリツキシマブ (抗CD20抗体) を加えると、リツキシマブの濃度依存的な標的細胞のファゴサイトーシスが観察された。 T細胞および標的腫瘍細胞(KILR® Raji target cell)の共培養下でブリナツモマブ (CD3およびCD19に対する二重特異性抗体) を加えると、ブリナツモマブの濃度依存的な標的細胞死が観察された。

詳細ページ

PathHunter® 免疫チェックポイントアッセイ

免疫チェックポイント阻害剤の活性を迅速に評価

特長

  • シンプルなプロトコルで、2日以内にアッセイが完了
  • スクリーニングからlead optimization、QCまで幅広く対応可能
  • 高感度、高い再現性

ワークフロー

免疫チェックポイントアッセイのワークフロー
細胞播種後、サンプルおよび検出試薬を添加するだけで2日以内にアッセイが完了。

データ例

PathHunter PD-1アッセイおよび他社レポーターアッセイで評価
抗PD-1抗体の濃度依存的な活性をPathHunter PD-1アッセイおよび他社レポーターアッセイで評価したところ、PathHunter は他社品よりも15倍高い感度を示した。


CTLA4発現細胞とリガンド発現細胞の共培養下で抗CTLA4抗体を加えると、その抗体濃度依存的なシグナルの抑制が観察された。

ターゲットリスト

BCMA CD137 HVEM mPD-L1 SIRPα
BTLA CD200 ICOS OX40 TIM3
CD28 CTLA4 mCD80 PD-1 VISTA
CD33 FCGR1A mCTLA4 PD-L1  
CD47 FCGR2A mFCGR2B PD-L2  
CD86 FCGR2B mPD-1 Siglec9  

詳細ページ

創薬支援サービスに関するご相談
メールでの問い合わせ
dds_info@cosmobio.co.jp
電話でのお問い合わせ
03-5632-9616
受付時間:平日(9:00~17:30)

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

お問い合わせ

「Eurofins DiscoverX社 がん関連製品・サービス」は、下記のカテゴリーに属しています。

メーカー・代理店一覧

サポート情報

SNSアカウント

オウンドメディア

※当社のWEBサイトはユーザーの利便性を最適にし、それを保証するためにクッキーを使用しています。
 このWEBサイトの利用を継続することで、クッキーの使用に同意することになります。

© COSMO BIO