コスモ・バイオでは、お客様のご要望や実験系に合わせてご選択いただける多数のゲノム編集ツールをご用意しております。また、各社商品のFAQやプロトコールもすべて和訳してご紹介していますので、以下のリンクまたはゲノム編集ハンドブックをご参照ください。
まずはできるだけ安く、簡単にはじめたい
Human,Mouse,Rat遺伝子を標的するgRNAをすべてデザイン済!プラスミド、レンチウイルス粒子、アデノウイルス粒子のなかからお好みのフォーマットをご利用頂けます。Casタンパク質は、野生型Cas9もしくはニッカーゼタイプから選択し、Co-transfectionして使用します。同じ研究室内で複数の細胞を扱う場合にはこちらがおすすめです。
標的遺伝子のノックアウト確率を高めたい
Human,Mouse遺伝子を標的するgRNAをすべてデザイン済で、二本鎖切断が起こりやすいようにgRNAと野生型Cas9を同時に発現するAll-in-Oneタイプの発現コンストラクトが、1遺伝子に対して2種類、さらに、二本鎖切断(DSBs)が導入された細胞のみを選択するためのドナーベクター(GFP-Puro 挿入用)、スクランブルコントロールベクターが1つのキットになった便利な商品です。
いくつも標的遺伝子があるので、ご自身でgRNAを挿入したい
CRISPR-Casシステムの最も素晴らしい点のひとつは、gRNAを変更するだけで標的遺伝子をいかようにも変更できる点です。複数遺伝子を同時にノックアウトすることも可能です。複数の標的遺伝子があり、そのたびにコンストラクトを購入するのは大変…という場合にはこちらがおすすめです。
実績のあるgRNA配列を利用したい
サンタクルズ社では、3種のgRNA+Cas9発現プラスミド(非ウイルス型/All-in-Oneタイプ)を混合したプール型のCRISPR-Cas9 ゲノム編集ツールをご提供しています。各gRNA配列は、GeCKO(Genome-scale CRISPR Knock-Out)ライブラリーと同一です。HumanおよびMouse用のgRNA+Cas9発現プラスミドをゲノムワイドにご用意しています。
ライブラリを用いて網羅的な解析を行いたい
Cellecta社のヒトゲノムワイドなプール型レンチウイルス sgRNA ライブラリーは標的遺伝子分野が異なる 3 つの Module から構成されており、機能欠損スクリーニングにご利用いただけます。各 Module には約 6,500 種類の遺伝子を標的とする約 55,000 種類の sgRNA が含まれており、各標的遺伝子に対して最大 8 種類の sgRNA が設計されております。本ライブラリーは sgRNA ごとに異なるバーコード配列が発現カセットに挿入されているため、スクリーニング後に次世代シーケンス解析することでノックアウトされた標的遺伝子を特定可能です。
遺伝子ファミリー毎に設計されたsgRNA ライブラリです。 本製品は、大規模機能スクリーニングを目的として、2種類の送達手法(トランスフェクションとトランスダクション)が可能なレンチウイルスベクターにクローンしてあります。高い遺伝子ノックアウト効果が得られるよう、各標的遺伝子に対して異なる遺伝子部位を標的するバーコード付きsgRNAを構築し、最適化および配列検証済みです。本ライブラリーは、予め選択してある遺伝子ファミリー用のプール型sgRNAライブラリーの他に、ご指定の遺伝子群に合わせてカスタマイズすることもできます。レンチウイルス粒子、すぐにトランスフェクションできるプラスミドDNA、またはバクテリアストックよりお選びいただけます。