統括的な HDAC・Sirtuin 活性の測定、阻害剤・活性剤スクリーニングにご使用いただける蛍光アッセイキットです。
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FLUOR DE LYS® HDAC アッセイ(蛍光)
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統括的な HDAC・Sirtuin 活性の測定、阻害剤・活性剤スクリーニングにご使用いただける蛍光アッセイキットです。
構成内容 | 単品販売品番 | 細胞系 | 非細胞系 | |
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品番: BML-AK503-0001 | 品番: BML-AK500-0001 | 品番: BML-AK530-0001 |
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HeLa核抽出物(ポジティブコントロール) | BML-KI140-0100 | ●※ | ● | ● |
FLUOR DE LYS® 脱アセチル化酵素基質 | BML-KI104-0050 | ● | ● | - |
FLUOR DE LYS® Green 脱アセチル化酵素基質 | BML-KI572-0050 | - | - | ● |
FLUOR DE LYS® Developer I 濃縮 | BML-KI105-0300 | ● | ● | ● |
トリコスタチンA(HDAC 阻害剤) | BML-GR309-0001 BML-GR309-0005 |
● | ● | ● |
ニコチンアミド(Sirtuin 阻害剤) | BML-KI283-0500 | ● | - | - |
FLUOR DE LYS® 脱アセチル化スタンダード | BML-KI142-0030 | ● | ● | ● |
HDAC アッセイバッファー | BML-KI143-0020 | ● | ● | ● |
細胞溶解バッファー | BML-KI346-0020 | ● | - | - |
1/2容量マイクロプレート | - | ● | ● | ● |
※ BML-AK503-0001 に含まれている HeLa 細胞核抽出物は、BML-KI140-0100 ではありません。単品販売していませんのでご注意ください。
FLUOR DE LYS® 細胞内 HDAC 蛍光活性アッセイキット(品番:BML-AK503-0001)
細胞透過性の FLUOR DE LYS® 基質を培養細胞に加えてインキュベートし、その後、
図1 HeLa 細胞での FLUOR DE LYS® 基質脱アセチル化のタイムコース
1ウェルあたり HeLA 4x104 細胞を撒き、80% コンフルエンスになるまで培養する。それから細胞に、200 µM FLUOR DE LYS® 脱アセチル化酵素基質、+/- 1 µM トリコスタチンA を加えた反応系でインキュベートした。蛍光はプロトコール例1(AFU=Arbitary Fluorescence units, CytoFluor™ II, PerSeptive Biosystems, Ex. 360 nm, Em. 460 nm, gain=70)に記述されている通りに決定した。各ポイントは3回試験した平均を示し、エラーバーは +/- 標準偏差を示している。
図2 細胞密度の違いによる FLUOR DE LYS® 基質脱アセチル化活性の違い
1ウェルあたり HeLa 細胞を 0.5x104 細胞(30% コンフルエンス)、2x104 細胞(80% コンフルエンス)を撒き、表で示されたコンフルエンスになるまで2日間培養した。それから細胞に、200 µM FLUOR DE LYS® 脱アセチル化酵素基質、+/- 1 µM トリコスタチンA を加えた反応系でインキュベートした。蛍光はプロトコール例1 (AFU=Arbitary Fluorescence units, CytoFluor™ II, PerSeptive Biosystems, Ex. 360 nm, Em. 460 nm, gain=70)に記述されている通りに決定した。各ポイントは3回試験した平均を示し、エラーバーは +/- 標準偏差を示している。
FLUOR DE LYS® HDAC 蛍光活性アッセイキット(品番:BML-AK500-0001)
FLUOR DE LYS® Green HDAC 蛍光活性アッセイキット(品番:BML-AK530-0001)
励起波長と蛍光波長が異なります。FLUOR DE LYS® は 360/460 nm ですが、FLUOR DE LYS® GREEN は、より高波長 485/530 nm なため、消光やUV、青色領域に近い吸収をもつ化合物による蛍光干渉を防ぎます。
図3 HeLa 細胞での FLUOR DE LYS® 基質脱アセチル化のカイネティクス
HeLa 核抽出物(0.5 µL/well)を、116 µM 基質と表で示されたトリコスタチンA濃度と一緒にインキュベート(25℃)した。反応は10分後に FLUOR DE LYS® Developer を加えて停止し、蛍光を測定した(CytoFluor™ II, PerSeptive Biosystems, Ex. 360 nm, Em. 460 nm, gain=85)。
図4 免疫沈降物 HDAC1、2、3 による FLUOR DE LYS® 基質の脱アセチル化
Seize™ X Protein A 免疫沈降キット(Pierce社)を使って HeLa 核抽出物から免疫沈降によって各 HDAC が採取された。10 µg 各抗 HDAC 抗体 または 10 µL コントロール血清が使用された(全てウサギポリクローナル抗体; 抗HDAC1-3 品番:BML-SA401、BML-SA402、BML-SA403)。HDAC/抗 HDAC 抗体複合体が結合したビーズを 150 µL の 100 µM FLUOR DE LYS® 基質と一緒に、表に示された時間、振盪させながらインキュベート(25℃)した。30 µL ずつ回収し、20 µL アッセイバッファー、50 µL FLUOR DE LYS® Developer と混合し、蛍光を測定した(CytoFluor™ II, PerSeptive Biosystems, Ex. 360 nm, Em. 460 nm, gain=85)。
図5 HeLa 核抽出物による FLUOR DE LYS® 基質の脱アセチル化活性のトリコスタチンA(阻害剤)阻害
HeLa 核抽出物(0.5 µL/well)を 116 µM 基質と表で示されたトリコスタチンA濃度と一緒にインキュベート(25℃)した。反応は10分後に FLUOR DE LYS® Developer を加えて停止し、蛍光を測定した (CytoFluor™ II, PerSeptive Biosystems, Ex. 360 nm, Em. 460 nm, gain=85)。
細胞系
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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FLUOR DE LYS(R) HDAC fluorometric cellularactivity assay kit![]() |
ENZ | BML-AK503-0001 | 1 KIT [96 wells] |
¥130,000 |
非細胞系
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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FLUOR DE LYS(R) HDAC fluorometric activityassay kit![]() |
ENZ | BML-AK500-0001 | 1 KIT [96 wells] |
¥141,000 |
FLUOR DE LYS(R) Green HDAC fluorometric activity assay kit![]() |
ENZ | BML-AK530-0001 | 1 KIT [96 wells] |
¥112,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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