CCL4とは?
MIP-1βとしても知られるCCL4(C-Cケモカインリガンド4)は、炎症および免疫調節において重要な役割を果たします。CCL4は、免疫細胞(単球、B細胞、T細胞)、線維芽細胞、内皮細胞、および上皮細胞を含む多種多様な細胞によって産生されます。CCL4は、受容体CCR5を発現する未成熟樹状細胞を含む広範な標的細胞を有します。CCL4の発現増加は、高齢者の単球および血液で報告されています。また、CCL4の血清中濃度は、頭頸部扁平上皮がん患者では対照群と比較して有意に高いことが報告されています。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。