Clusterinとは?
クラステリン/Clusterin(別名:apolipoprotein J)は、75~80kDaのヘテロ二量体糖タンパク質であり、広範な組織で産生され、ほとんどの生物学的液体サンプル中に見出されます。クラステリンは、1つの単一遺伝子によってコードされており、翻訳されて細胞から分泌される前に、αおよびβサブユニットに切断されます。クラステリンは、アポトーシスの調節、脂質の輸送、細胞相互作用の制御、補体の調節等、多くの機能について報告されています。血漿中クラステリン濃度の上昇は、アルツハイマー病の重症度、病理、および進行と関連することが示唆されています。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。