COMPとは?
COMP(Cartilage oligomeric matrix protein)は、モジュール単位で構成された分泌型の五量体糖タンパク質であり、トロンボスポンジン(thrombospondin)タンパク質ファミリーに属します。COMPは、軟骨内骨化の過程において、肥大軟骨細胞と骨芽細胞により発現し、その発現は骨折治癒中にも増加します。COMPは、コラーゲン原線維や他の構造マトリックス成分の集合に関与します。COMPは、フィブロネクチン、コラーゲンI、コラーゲンII、コラーゲンIX、コラーゲンXII、コラーゲンXIV、マトリリン(matrilins)、アグリカン等のプロテオグリカンを含む、多くの軟骨の細胞外マトリックス(ECM)タンパク質と相互作用します。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。