CXCL1とは?
CXCL1(C-X-C motif chemokine ligand 1)は、CXCファミリーのメンバーであり、ケラチノサイト由来ケモカイン(KC:keratinocyte-derived chemokines)または増殖関連がん遺伝子(GRO:growth-related oncogene)としても知られます。CXCL1は、マクロファージ、好中球および上皮細胞によって発現されます。CXCケモカイン受容体であるCXCR2に特異的に結合するCXCL1は、線維形成および血管新生に関与します。また、CXCL1タンパク質は、炎症や好中球の走化性因子としても働きます。CXCL1は、大腸癌、膀胱癌、乳癌、前立腺癌、および皮膚癌を含むいくつかの型のヒト癌において亢進することが報告されています。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。