GDF-8とは?
増殖分化因子8(GDF-8:Growth Differentiation Factor 8 )は、ミオスタチンとも呼ばれ、トランスフォーミング増殖因子-β(TGF-β)スーパーファミリーの一員です。GDF-8は、胚発生中および成体の骨格筋において特異的に発現し、負の調節タンパク質として機能します。また、GDF-8は、顆粒膜細胞、濾胞液、栄養膜等のヒト生殖系においても発現します。さらに、GDF-8は、心臓および脂肪組織においても機能し、心臓における間質性線維症、ヒト癌悪液質、炎症性サイトカインやインスリン抵抗性の活性化に関係します。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。