GFAPとは?
GFAP(Glial fibrillary acidic protein)は、アストログリア(アストロサイト)系列の細胞に特異的に発現する、中間径フィラメントタンパク質です。GFAPは、脳内のアストログリア(アストロサイト)マーカーとして広く用いられています。脳損傷や多発性硬化症等の神経疾患患者では、血清および血漿中のGFAP濃度の上昇が報告されています[PMID: 23626774 、30287870 ]。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。