Haptoglobinとは?
ハプトグロビン(HP:Haptoglobin)は、血漿糖タンパク質であり、ペプチダーゼS1(peptidase S1)ファミリーに属します。血清中ハプトグロビン(HP:Haptoglobin)は、急性期反応タンパク質の一種として、主に肝細胞で合成され、ヒトの血液循環系で広くみられます。血清中ハプトグロビン(HP:Haptoglobin)の主な生理学的機能は、赤血球溶解から放出された遊離ヘモグロビンと結合し、組織および血管を酸化的損傷から保護することです。ハプトグロビン(HP:Haptoglobin)レベルは、肝細胞癌、膵臓癌、2型糖尿病、糖尿病腎疾患等のいくつかの診断のための有用なバイオマーカーであることが研究されています。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。