IL-1R2とは?
IL-1R2(Interleukin-1 receptor type 2)は、CD121bとしても知られる、インターロイキン1受容体ファミリーに属するサイトカイン受容体です。IL-1R2は、インターロイキン-1β(IL-1β:interleukin-1 beta、IL-1B)、インターロイキン-1α(IL-1α:interleukin-1 alpha、IL-1A)、インターロイキン-1受容体アンタゴニスト(IL-1Ra:interleukin-1 receptor antagonist)と結合し、そのリガンドの活性を阻害するデコイ受容体です[PMID: 1833184 、 11377293 ]。IL-1R2は、膜結合型と可溶型の両方で存在します。可溶型IL-1R2(sIL-1R2)は、いくつかの生理病理学的条件下で、細胞培養上清中および生体液中に見出されます[PMID: 23195532 ]。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。