LRRC32とは?
LRRC32(leucine rich repeat containing 32)は、GARPとしても知られ、662アミノ酸残基からなる膜貫通タンパク質であり、細胞外ドメインは20のロイシンリッチリピートを含みます。LRRC32は、制御性Tリンパ球(Treg細胞)、血小板、肝星細胞、特定の癌細胞上における、細胞表面受容体です。また、LRRC32は、Treg特異的活性化マーカーであることが示されています。LRRC32は、潜在性TGF-βの細胞表面発現に重要な分子で、潜在型TGF-βと複合体を形成する細胞表面受容体として機能します。また、膜に結合したLRRC32は細胞表面から脱離することができ、可溶性の形でも存在します。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。