Mammaglobin Aとは?
Mammaglobin A(マンマグロビンA)は、SCGB2A2としても知られる、セクレトグロビンスーパーファミリーのメンバーです。Mammaglobin Aは、正常な乳腺上皮において発現し、原発性および転移性ヒト乳癌において過剰発現することが報告されています。そのため、特定の分子マーカーおよび乳癌の治療ターゲットとしての可能性が示されています。また、分泌型Mammaglobinタンパク質は、一部の乳癌患者の血清で検出され、他の腫瘍型の患者の血清では検出されないため、乳癌の血清マーカーとして研究がされています。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。