Progranulin/PCDGF
プログラニュリン(別名:PGRN、アクログラニン、PCDGF、エピセリン/グラニュリン前駆体)は、当初、がんの進行と創傷治癒の調節に関与する593アミノ酸残基の分泌型糖タンパク質として同定されました[PMID:30733059 ]。プログラニュリンは、様々な部位で発現している糖タンパク質であり、タンパク質分解を受けて複数のGranulinペプチドを生成します。PGRNは、初期胚形成、炎症、生体防御、軟骨の形成と退化等の、その他の生物学的プロセス、病理学的プロセスに関与する増殖因子様分子と考えられています[PMID:30733059 ]。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。