SELPとは?
SELP(selectin P/P-セレクチン)は、GMP-140またはCD62Pとも呼ばれる膜貫通糖タンパク質であり、活性化内皮細胞または活性化血小板と白血球との相互作用を媒介します。P-セレクチンは、炎症、血栓症および発癌の病因に関与する接着分子です。P-セレクチンは、血小板のα顆粒および内皮細胞のバイベル・パラーデ小体(Weibel-Palade bodies)に貯蔵されます。アゴニストによる活性化を受けると、P-セレクチンは細胞表面に素早く移動します。可溶性P-セレクチンは、血小板および内皮細胞によって産生され、正常血漿中を循環します。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。