CCL11/Eotaxinとは?
CCL11は、エオタキシン(Eotaxin)とも呼ばれ、好酸球特異的化学誘引物質として最初に同定されました。CCL11は、好酸球、好塩基球、Th2リンパ球等の免疫細胞を動員することにより、アレルギー性および非アレルギー性炎症反応の両方において中心的な役割を果たします。CCL11は、ケモカイン受容体CCR2、CCR3、CCR5に結合し、CCR3に最も高い親和性を示します。CCL11の高レベルは、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、喘息、胃腸疾患、関節リウマチ等のいくつかの慢性炎症性疾患において報告されています。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。