CTLA-4とは?
CTLA-4(別名:CD152)は、主に活性化T細胞や制御性T細胞(Treg:regulatory T cell)に見出される、免疫グロブリンスーパーファミリーに属する因子です。CTLA-4は、T細胞補助刺激CD28(T-cell costimulatory CD28)と密接に関連しており、両分子は抗原提示細胞上のB7-1およびB7-2に結合します。CTLA-4は、T細胞応答の負の調節因子として作用します。完全長の膜貫通型に加えて、CTLA-4は切断された可溶型(sCTLA-4)としても存在します。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。