FGF21とは?
FGF21(Fibroblast growth factor 21 、線維芽細胞増殖因子21)は、いくつかの組織で発現するペプチドホルモンです。主に肝臓および脂肪細胞組織で発現します。また、より低いレベルで膵臓、骨格筋、心臓、腎臓、精巣でも発現します。FGF21は、様々な代謝異常に対する適応の調節に役割を果たします。FGF21は、肝臓において、空腹時のマウス、高脂肪・低炭水化物ケトン食を摂取するマウスの両方において、脂肪酸酸化の調節に重要な役割を果たしています。FGF21はまた、肝臓の脂肪毒性を促進する食餌を摂取したマウスの脂肪酸代謝を調節します。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。