Osteopontinとは?
オステオポンチン(OPN:Osteopontin)は、SPP1としても知られ、SIBLING(small integrin-binding ligand N-linked glycoprotein)ファミリーに属する分泌型のリン酸化糖タンパク質です。オステオポンチン(OPN)は、最初に骨から単離されたタンパク質であり、腎臓、血管組織、生体液、および種々の腫瘍組織において見出されています。オステオポンチン(OPN)は、CD44およびインテグリンと相互作用し、多様な生物学的プロセスを調節します。オステオポンチン(OPN)は、骨の発生やリモデリングに多面的な役割を持ち、炎症反応や免疫反応、発がんやがんの進行にも関与することが示唆されています。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。