当社では腸内細菌の16S rRNA遺伝子による「メタゲノム解析」を用いて解析いたします。
解析オプションとしてメタゲノム解析データ成型解析によるα多様性、β多様性解析、Unifrac Distance解析をサービスメニューとして用意しております。またPICRUStなどの解析も対応可能です。さらに、弊社では糞便中の腸内環境解析メニューとして、腸管バリア機能の指標といえるムチンとIgA含量の測定を行っています。
当社では腸内細菌の16S rRNA遺伝子による「メタゲノム解析」を用いて解析いたします。
解析オプションとしてメタゲノム解析データ成型解析によるα多様性、β多様性解析、Unifrac Distance解析をサービスメニューとして用意しております。またPICRUStなどの解析も対応可能です。さらに、弊社では糞便中の腸内環境解析メニューとして、腸管バリア機能の指標といえるムチンとIgA含量の測定を行っています。
糞便からゲノムDNAを抽出し、16S rRNA領域配列を用いた次世代シーケンサーによるメタゲノム解析にて腸内フローラの解析を行います。メタゲノム解析では次世代シーケンサーを用いて1検体あたり100,000リードを目標として腸内フローラの網羅的な解析を行います。
門から種まで、すべての階層の分類を視覚化したKronaチャート。
検出された菌種を積み上げ棒グラフで表現。タブ1クリックで門から種のすべての階層での比較が可能。
消化管内では IgA とムチン等によって、腸内細菌や腸内細菌が産生する毒素が生体内に侵入してくることを阻止しています。 弊社では腸管バリア機能として、糞便中のIgA 含量およびムチン含量を測定します。IgAはELISA、ムチンは自社開発した蛍光測定キット(品番:FFA-MU-K01)にて測定致します。
糞便中の IgA 濃度
糞便中のムチン濃度
マウスの小腸で分泌されるαディフェンシンのなかで最も抗菌活性が高く、腸内環境に与える影響が大きいと考えられている Cryptdin-4 (Crp4) 1) を ELISA により測定します 。2)なお、測定対象となるマウスストレインは ICR/CD1 です。3)
参考文献
1. Garcia AE, et al., Biochemistry. 2011 Dec 6;50(48):10508-19.
2. Nakamura K, et al., Anal Biochem. 2013 Dec 15;443(2):124-31.
3. Michael T. S. et al., Infect Immun. 2011 Jan; 79(1): 459–473.
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サンプル送付先はお見積り時に別途お知らせいたします。
Masaaki Nagano, Masatake Fujimura, Yuya Tada, Yoshiyuki Seko.
Dietary Fructooligosaccharides Reduce Mercury Levels in the Brain of Mice Exposed to Methylmercury
Biol Pharm Bull. 2021;44(4):522-527. doi: 10.1248/bpb.b20-00806.
ラットにおけるボーロの消化性およびプレバイオティクス効果
吉川 和志; 蔵本 百香; 河合 美沙紀; 宮下 亜矢; 中川原 英之; 岸田 邦博
日本食品保蔵科学会誌 46 4 163 - 173 (2020年09月)
粒度分布の異なる馬鈴薯デンプンを用いて調製したボーロのラットにおける消化性とプレバイオティクス効果の類似性
岸田邦博; 藤原由季子; 宮下亜矢; 中川原英之
日本食品保蔵科学会誌 48 3 109 - 119 (2022年05月)
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