Signal-Seeker™ ユビキチン化タンパク質検出キットは、アフィニティービーズを用いて、細胞/組織ライセートからユビキチン化されたタンパク質を免疫沈降により濃縮できるキットです。
ユビキチン化タンパク質を濃縮した後、目的のタンパク質を認識する一次抗体を用いて、ウェスタンブロットにより検出・解析します(ウェスタンブロットに使用する抗体はキットに含まれません)。
Signal-Seeker™ ユビキチン化タンパク質検出キットは、アフィニティービーズを用いて、細胞/組織ライセートからユビキチン化されたタンパク質を免疫沈降により濃縮できるキットです。
ユビキチン化タンパク質を濃縮した後、目的のタンパク質を認識する一次抗体を用いて、ウェスタンブロットにより検出・解析します(ウェスタンブロットに使用する抗体はキットに含まれません)。
キットには30反応分の試薬が含まれています。
図2 ユビキチン化 Rac1 の検出
Swiss 3T3 細胞を、細菌毒素 CNF1で3時間処理(レーン4)[または未処理(レーン3)]し、BLAST™ バッファーで溶解した。マニュアルに従い、ライセート(アッセイあたり 300 µg)を調製した。抗 Rac1 抗体を用いて、ウェスタンブロットを行った。その結果、CNF1処理した細胞のライセートには、モノユビキチン化 および ポリユビキチン化された Rac1 が検出され、これまでの報告と一致した[5]。
レーン1: 3% input
レーン2: コントロールビーズ + ライセート
全てのライセートに、プロテアーゼ阻害剤 MG132 が含まれる(10 µM/3h)。
図3 ユビキチン化 p53 および 総ユビキチン化タンパク質の検出
HeLa 細胞を 70% コンフルエントに増殖させ、BLAST™ バッファーで溶解して回収した。マニュアルに従い、ライセート(アッセイあたり 500 µg)を調製した。抗 p53 抗体を用いてウェスタンブロットを行い(A)、その後 HRP 標識抗ユビキチン抗体を用いてリプローブした(B)。
レーンA1: 2% input
レーンA2: HeLa 細胞ライセート 500 µL を、ユビキチンアフィニティービーズを用いた免疫沈降により濃縮
免疫沈降を行ったライセートでは、ユビキチン化された p53 が検出され、これまでの報告と一致した[6]。
Bは、HRP標識 抗ユビキチン抗体でリプローブした結果を示す。レーンB1は、p53 の位置にわずかにシグナルが見られるが、リプローブの前に完全に除去されていなかったと考えられる。
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Signal-SeekerTM Ubiquitin Detection Kit![]() |
CYT | BK161 | 30 ASSAY |
¥239,000 |
Signal-SeekerTM Ubiquitin Detection Kit![]() |
CYT | BK161-S | 10 ASSAY |
¥121,000 |
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Ubiquitin Affinity Beads![]() |
CYT | UBA01 | 40 RXN [4x420 ul] |
販売終了 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
© COSMO BIO