Signal-Seeker™ SUMO化タンパク質検出キットは、アフィニティービーズを用いて、細胞/組織ライセートからSUMO化されたタンパク質を免疫沈降により濃縮できるキットです。
SUMO化タンパク質を濃縮した後、目的のタンパク質を認識する一次抗体を用いて、ウェスタンブロットにより検出・解析します(ウェスタンブロットに使用する抗体はキットに含まれません)。
Signal-Seeker™ SUMO化タンパク質検出キットは、アフィニティービーズを用いて、細胞/組織ライセートからSUMO化されたタンパク質を免疫沈降により濃縮できるキットです。
SUMO化タンパク質を濃縮した後、目的のタンパク質を認識する一次抗体を用いて、ウェスタンブロットにより検出・解析します(ウェスタンブロットに使用する抗体はキットに含まれません)。
キットには30反応分の試薬が含まれています。
品番:BK162、BK162-S |
品番:BK165、BK165-S |
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BLASTR™ 溶解バッファー |
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BLASTR™ 希釈バッファー |
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BLASTR™ 洗浄バッファー |
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脱ユビキチン化/脱SUMO化阻害剤 |
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プロテアーゼ阻害剤カクテル |
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SUMO-2/3 アフィニティビーズ 1 |
SUMO1 アフィニティービーズ |
IP コントロールビーズ |
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HRP標識 抗 SUMO-2/3 抗体 |
HRP標識 抗 SUMO1 抗体 |
Precision Red™ Advanced Protein Assay 試薬 |
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ビーズ溶出バッファー |
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DMSO |
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化学発光検出試薬A |
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化学発光検出試薬B |
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スピンカラム |
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スピンカラムコレクションチューブ |
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BLASTR™ フィルター |
図2. Signal Seeker™ SUMOylation 2/3 Detection Kit を使用した免疫沈降
以前に報告された方法に従い、HeLa細胞("HS43":42℃で10分間ヒートショック処理、"CT37":未処理)および HeLa siRNA SUMO ノックダウン("KDS2")から、変性条件で細胞ライセートを調製した1。SUMO-2/3 コンジュゲートの免疫沈降には、1mg のライセートを用いた。免疫沈降(IP)は、プロトコールに従い行った。免疫沈降したタンパク質のウェスタンブロットには、(A) 抗 SUMO-2/3 抗体(品番: ASM23)、(B) 抗 Ubc9 抗体を使用した。ヒートショック処理した細胞の SUMO-2/3 コンジュゲートの量はコントロールと比較して増加しており、shRNA SUMO-2 ノックダウンでは低下していた。
(B) 未結合の Ubc9 は 18kDa 付近に観察される。高分子量のバンドは、Ubc9 に1分子の SUMO-2/3 タンパク質が結合していることを示す。Ubc9 は、SUMO化の標的であることが報告されている1,2。
A: BlastR 溶解およびフィルターシステムを使用して、HAP1 野生型 (WT) または SUMO1 ノックアウト (KO) ライセートを調整した。1 mg の各ライセートを 40 µg の各 SUMO1 アフィニティー試薬とともにインキュベートした。[ASM11 ビーズ (Cytoskeleton社)、21C7 (Invitrogen社-精製)、21C7 (DSHB社-上清)、D11 ビーズ (Santa Cruz社)、SUMO1 IgG 結合コントロール ビーズ (品番:CIG03)] 21C7 抗体をプロテイン G アガロース ビーズで捕捉し、SUMO-1 修飾タンパク質を濃縮した。サンプルを SDS-PAGE で分離し、PVDF に転写した。濃縮した SUMO1 サンプルを、SUMO-1抗体(Cytoskeleton社、品番:ASM01 、1:5000 in 5% milk )とマウス Trueblot Ultra-HRP 二次抗体(1:1000 in 5% milk)を用いたウェスタンブロットによって分析した。Trueblot 二次抗体を使用して、21C7 サンプルからの重鎖および軽鎖の検出を最小限に抑えた。
B: 図Aと同様に、ASM11 を使用して IP を実行した。SUMO1修飾タンパク質をSUMO-1抗体(Cytoskeleton社、品番:ASM01 、1:5000)と抗マウス二次抗体(1:20,000)で視覚化した。IPに非結合抗体を使用し、重鎖および軽鎖の干渉によりマスクされる可能性のある64-30 kDa領域のSUMO化タンパク質のプロファイルを強調した。
HAP1 野生型 (WT) または SUMO1 ノックアウト (KO) ライセートは、BlastR 溶解およびフィルターシステムを使用して調整した。1 mg の各ライセートを 40 µg の各 SUMO1 アフィニティー試薬とインキュベーションした。ASM11 ビーズ (Cytoskeleton社)、21C7 (DSHB 社 - 上清)、およびSUMO1 IgG 結合コントロール ビーズ (CIG03) とインキュベートしました。21C7 抗体をプロテイン G アガロース ビーズで捕捉し、SUMO-1 修飾タンパク質を濃縮した。サンプルを SDS-PAGE で分離し、PVDF に転写した。標的タンパク質(図A: TFII-I、RanGAP1、図B: Schmd1) の SUMO1 修飾をウェスタンブロットによって分析した。HRP 標識抗ウサギ二次抗体を1:10,000で使用した。なお、3つの一次抗体はすべてウサギポリクローナル抗体であり、IP 抗体由来の重鎖および軽鎖フラグメントに結合しないはずである。
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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Signal-SeekerTM SUMOylation Detection Kit![]() |
CYT | BK162 | 30 ASSAY |
¥239,000 |
Signal-SeekerTM SUMOylation Detection Kit![]() |
CYT | BK162-S | 10 ASSAY |
¥121,000 |
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Signal-SeekerTM SUMOylation-1 Detection Kit![]() |
CYT | BK165 | 1 KIT [30 assays] |
¥239,000 |
Signal-SeekerTM SUMOylation-1 Detection Kit![]() |
CYT | BK165-S | 1 KIT [10 assays] |
¥121,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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