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技術情報

RNAi基本情報 (手法)

記事ID : 11408

【TECHNICAL NOTE】

RNAi技術を利用したin vivo 実験 In vivo 実験対応 siRNA


末端修飾の有無
末端無修飾のsiRNA(nakid-siRNA)を利用方法や、2’-OMe, 2’-F などの末端修飾基を施したsiRNAを利用する方法があります。修飾基の種類はお問合せください。

合成siRNAの純度
in vivo 実験に使用するsiRNAは可能な限り純度が高く、製造工程がエンドトキシンフリーであることや「GMPに準拠した製造施設」であることが望ましい条件です。

2本鎖siRNA発現システムまたはヘアピン・ループ構造をもつshRNA発現システムといったsiRNA発現様式や、siRNAをドライブするプロモーターの種類など、種々取り揃えています。

レンチウイルスシステムは、核膜を通過できるため、細胞分裂期に関係なく宿主ゲノムにintegration できるシステムです。脳や神経細胞への導入実績もあります。

In vivo 用に高タイターウイルスの調製用“ViraBind™ レンチウイルス濃縮&精製キット”もございます(CBL社 品番:VPK-090)。 超遠心を利用することなく、ウイルス粒子を109〜1010TU/ml まで濃縮可能です。

参考文献

Naked-siRNAやsiRNA発現ベクターの利用
 ・ McCaffrey et al., Nature, 418:38-39, 2002.
 ・ Chang et al., J. Virol, 75:3469-3473, 2001.
 ・ Heidel et al., Nat Biotechnol, 22:1579-1582, 2004.
 ・ Song et al., Nat Medicine, 9:347-351, 2003.

化学修飾したsiRNAの利用
 ・ Soutschek et al., Nature, 432:173-178, 2004.
 ・ Morrissey et al., Nat Biotechnol, 23:1002-1007, 2005.
  (キャリヤーも同時に利用)
 ・ Elmen et al., Nucl Acids Res, 33:439-447, 2005.

Lentiviral Systemの利用
 ・ Dittgen et al., ProNAS, 101:18206-18211, 2004.
 ・ Singer et al., Nat Neurosci, 8:1343-1349, 2005.
 ・ Clements et al., Tissue Eng, 12:1741-1751, 2006.

キャリヤーの利用
 ・ Reich et al., Mol Vis, 9:210-216, 2003.
 ・ Li et al., Nat Medcine, 11:944-951, 2005.

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使用しないように、十分ご注意ください。


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