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技術情報

クロマチン免疫沈降法プロトコール

記事ID : 5164

7. おわりに

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クロマチン免疫沈降法は、細胞の「内在性」クロマチン領域に特定のタンパク質が結合しているかどうかを同定する方法です。一方、数倍〜数十倍の違いを PCR増幅により検出するので、条件の設定を慎重におこなう必要があります。クロマチン免疫沈降法はelectrophoresis mobility shift assay (EMSA)やDNase I footprinting法などのin vitro の情報と相補することにより、強力な実験方法となるでしょう。一方、クロマチン免疫沈降法はタンパク質の結合領域を同定することにも使用されており(酵母でのChIP-chip法など)、今後もさまざまな用途に用いられる可能性があります。

この技術情報は、生田 宏一先生1)、縣 保年先生2)よりご提供いただきました。

1) 京都大学ウイルス研究所 生体応答学研究部門 生体防御研究分野
2) 京都大学大学院医学研究科 先端領域融合医学研究機構

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商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては
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