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パーキンソン病:オートファジーによって生きるか死ぬか

Parkinson’s Disease: To Live or Die by Autophagy

Perspectives

Sci. Signal., 7 April 2009
Vol. 2, Issue 65, p. pe21
[DOI: 10.1126/scisignal.265pe21]

Isabella Irrcher and David S. Park*

Department of Cellular and Molecular Medicine, University of Ottawa, Ottawa, Ontario K1H 8M5, Canada.
* Corresponding author. E-mail: dpark@uottawa.ca

要約 : 加齢に伴う神経変性疾患の発生率が上昇していることから、神経細胞生存の根底にある分子機構の同定は、引き続き集中的な研究努力のテーマである。疾患の発症に寄与する環境因子と遺伝因子が複雑に混ざり合う中で、神経細胞生存を調節する基礎的なシグナル伝達機構の解明には多大な努力が払われている。最近のYangらの研究では、シャペロン介在性オートファジーによって神経生存因子の構成的な存在量を調節し、この経路の調節不全をパーキンソン病に結びつける細胞内品質管理機構に新たな光が当てられている。ほとんどの細胞種におけるオートファジーの主な機能は、飢餓に対する適応応答であると一般に考えられているが、この機構が適切に機能することが神経細胞生存にとって不可欠であること、またその調節不全によって神経変性が生じることが提唱されている。

I. Irrcher, D. S. Park, Parkinson’s Disease: To Live or Die by Autophagy. Sci. Signal. 2, pe21 (2009).

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