IFN alpha 2A?
ヒトIFN alpha 2(IFNA2、Interferon alpha 2、インターフェロンα‐2)は、I型インターフェロンサイトカインファミリーのメンバーであり、抗ウイルスおよび抗増殖機能が知られています。いくつかのIFNα2の対立遺伝子が報告されており、最もよく知られているのはα-2aおよびα-2bです。IFNα2は、普遍的に発現しているIFNAR1とIFNAR2で構成される細胞膜受容体と結合するため、事実上全ての体細胞に作用することができると考えられています。インターフェロンα2は、感冒の症状と持続期間を短縮し、いくつかの血液悪性腫瘍や固形腫瘍を含む多くの種類の癌への治療の有効性が示されています。インターフェロンα-2a等のインターフェロンα-2製剤は、有毛細胞白血病や肝炎等の複数の疾患の治療に適用されます。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。