CYB5R3とは?
CYB5R3(別名:DIA1、B5R)は、 flavoprotein pyridine nucleotide cytochrome reductase ファミリーに属する酵素で、2つのアイソフォームがあります。アイソフォーム1は、小胞体膜およびミトコンドリア外膜の細胞質側に固定されています。アイソフォーム2は、赤血球中に見出される可溶性型です。CYB5R3は、メトヘモグロビン血症に関連します。CYB5R3関連のメトヘモグロビン血症には2つのタイプがあり、タイプ1では、赤血球に限定される酵素の可溶性型に影響し、耐性の高いメトヘモグロビン血症を引き起こします。タイプ2では、酵素の可溶性型およびミクロソーム型の両方に影響を及ぼし、赤血球、白血球およびすべての体組織に影響します。タイプ2のメトヘモグロビン血症は、精神的疾患および他の神経学的症状に関連することが示唆されています。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。