BAFFとは?
BAFF(別名:TNFSF13B、BLYS、TALL1、TNFSF20、ZTNF4、CD257)は、TNFRSF13B/TACIおよびTNFRSF17/BCMA に結合して作用するサイトカインの一種です。NFSF13Bは、染色体領域13q32-q34に位置し、感染、自己免疫疾患、炎症に対する免疫応答の調節に関与します。BAFF(TNFSF13B)は、B細胞系細胞において発現し、強力なB細胞活性化因子として作用します。B細胞の増殖および分化において重要な役割を果たします。胎盤組織を用いた研究では、TNFSF13Bは抗アポトーシス効果を有することが報告されています。また、BAFF(TNFSF13B)は、いくつかの自己免疫患者において過剰発現することが報告されていますが、詳細な機構は解明されていません。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。