IL4とは?
インターロイキン4(IL4:Interleukin-4)は、αへリックス型サイトカインファミリー(α-helical cytokine family)のメンバーで、活性化CD4+T細胞、好塩基球、マスト細胞によって産生されます。IL4は、抗原提示細胞の増殖および分化を促進します。IL4はまた、抗体のアイソタイプスイッチ誘導において中心的な役割を果たし、IgE 産生を刺激します。IL4は、多発性骨髄腫、癌、乾癬、関節炎のような自己免疫疾患の治療のために研究されています。IL4はまた、Th1が過剰になることで生じる有害な影響を阻害するためにも広く働きます。一方で、IL-4の過剰発現は、上皮腫瘍の増殖と生存を媒介し、その成長に関与する可能性も示唆されています。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。