NGALとは?
NGAL(Neutrophil gelatinase-associated lipocalin:好中球ゼラチナーゼ関連リポカリン、別名:好中球リポカリン、リポカリン‐2、シデロカリン(siderocalin)、24p3、LCN2)は、リポカリンタンパク質スーパーファミリーに属する約25kdの小分子です。NGALは、活性化された好中球における自然免疫抗菌因子として、最初に見出されました。しかし、その後、腎尿細管を含む他の多くの種類の細胞が、様々な損傷に応答してNGALを産生する可能性があることが示されました。NGALは、臨床腎臓病学において、最も有望な次世代バイオマーカーの一つとして研究されています。
■ プロテインテック抗体で開発したELISA製品
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。抗体ペアとして「ポリクローナル/ポリクローナル」または「モノクローナル/モノクローナル」の組み合わせを使用している場合や、ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプがキット開発に使用されている場合もございます。