Lactoferrinとは?
Lactotransferrin(LTF、ラクトトランスフェリン)は、GIG12、Lactoferrin(LF、ラクトフェリン)とも呼ばれ、トランスフェリンファミリーに属します。Lactotransferrinは、アニオン(通常は重炭酸塩)の結合と相互作用して、第二鉄イオン(3価の鉄イオン、Fe3+)の2つの原子を結合することができる、鉄結合輸送タンパク質です。Lactotransferrinは、自然免疫系を構成する重要なタンパク質成分であり、体液内に広く分布しています。Lactotransferrinは、白血球の動員と樹状細胞の活性化を促進することにより、自然免疫応答と適応免疫応答の両方の活性化に寄与することが示唆されています[PMID: 18453607
]。Lactotransferrinタンパク質は、選択的プロモーター使用によって産生される2つのアイソフォームを有します。ヒトLactotransferrinは、穏やかなトリプシン消化により、30kDaの分子量を示すN末端トリプシンフラグメントと50kDaの分子量を示すC末端トリプシンフラグメントの2つのフラグメントで検出されることが報告されています[PMID: 3790094
]。
■ Proteintech Group(プロテインテック)とは?
Proteintech Group, Inc.(プロテインテック)社は、2001年に設立された抗体製造メーカーです。現在までに、米国本社の他、英国、中国、ドイツ、フランス、シンガポール等で支社を展開し、各国で様々なマーカー抗体、タンパク質研究用試薬を供給しています。国内におけるテクニカルサポート等は、2016年より株式会社プロテインテック・ジャパン(www.ptglab.co.jp
)が担当しています。
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