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ヤギ抗マウス免疫グロブリンM特異的二次抗体 Goat Anti-Mouse IgM-Specific 組換え抗体（HRP標識）

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メーカー名：Proteintech Group, Inc.

HRP標識 Goat Anti-Mouse IgM-Specific 組換え抗体（HRP-Goat Anti-Mouse IgM-Specific Recombinant Secondary Antibody）は、ヤギ（Goat）を宿主動物（免疫動物）として作製されたマウスIgM（Mouse IgM）を特異的に検出するHRP標識済みのリコンビナントモノクローナル二次抗体です。本製品はマウスIgGおよびIgAに対する交差反応性を示しません。

本製品は『Multi-rAb（マルチ・ラブ）シリーズ』から派生したスピンオフ製品です。Multi-rAb（マルチ・ラブ）二次抗体が複数クローンを混合したカクテルタイプの二次抗体である一方、本製品は単一クローンのみで構成される二次抗体です。

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背景

■ リコンビナント二次抗体の利点とは?

高いロット間一貫性

リコンビナント（組換え）抗体は、遺伝子配列を取得して作製されたモノクローナル抗体です。リコンビナント抗体発現用の各クローンは、同質かつ均一な抗体群を産生するため、高いロット間一貫性と安定的な供給能を提供します。ロット間変動を最小限に抑えられるため、研究結果の一貫性／再現性が重要となる長期的プロジェクトにおいても有用です。

高い特異性&低いバックグラウンド

プロテインテックのリコンビナント二次抗体の開発プロセスでは、ターゲットとする免疫グロブリン（Ig）以外への交差反応性が最小限のクローンをスクリーニングし、厳選されたクローンから発現させたリコンビナントモノクローナル抗体を製品化しています。そのため、高い特異性と低いバックグラウンドを実現します。

［関連商品］Multi-rAb（マルチ・ラブ）二次抗体
［参考：プロテインテック社製品ページ］Multi-rAb（マルチ・ラブ）カクテルタイプの組換え二次抗体

特長

■ Goat anti Mouse IgM-Specific 抗体
商品名	Goat Anti-Mouse IgM-Specific 組換え抗体, HRP標識（HRP-Goat Anti-Mouse IgM-Specific Recombinant Secondary Antibody）（ヤギ由来抗マウスIgM特異的二次抗体）
品番	RGAM701
検出ターゲット	マウスIgM（Mouse IgM-Specific）
宿主動物/免疫動物	ヤギ（Goat）由来（リコンビナントモノクローナル抗体）
特異性（交差性／非交差性）	［交差動物種・交差アイソタイプ（specificity, cross-reactivity）］マウスIgM ［非交差動物種・非交差アイソタイプ（minimal cross-reactivity）］マウスIgG、マウスIgA
容量	200 µL／1 mL
フォーマット	液体（Liquid）
アプリケーション	WB（ウェスタンブロット）、Dot blot、ELISA
標識	HRP 標識済み
精製	アフィニティ精製（The antibody was purified from culture media supernatant by immunoaffinity chromatography using Protein G beads.）
保存剤	0.1% Proclin-300
保存バッファー	PBS with 50% glycerol, 10 mg/mL BSA, 0.1% Proclin-300, pH 7.4.
保存方法	凍結防止剤として、バッファー中に50%グリセロールを含みます。分注は行わず、元のバイアルの状態で【-20 ℃】で保管してください。そのほか、よくあるご質問はこちら

その他

WB、Dot blot、ELISA等の各種アプリケーションで検証されています。
モノクローナル抗体の「優れた特異性」
安定的な供給能、高いロット間一貫性、再現性を備えるため、長期的プロジェクトにも最適です。
対象とする免疫グロブリン（Ig）アイソタイプへの交差反応性が最小限のクローンを選抜しています。
液体フォーマット／グリセロールバッファー入り（-20 ℃の冷凍庫で凍らず便利！）で提供されます。

使用例

■ Goat Anti-Mouse IgM-Specific 組換え抗体（HRP標識）（品番：RGAM701）

• ウェスタンブロット（WB）検証データ

HRP標識抗マウスIgM-Specific二次抗体を用いたウェスタンブロット画像

図. 様々なライセートをSDS-PAGEに供した後、Beta Actinマウスモノクローナル抗体（品番：60008-1-Ig、アイソタイプ：IgM）を用いてウェスタンブロットを行った。検出には、HRP-Goat Anti-Mouse IgM-Specific Recombinant Secondary Antibody（品番：RGAM701、希釈倍率1:20000）およびMulti-rAb HRP-Goat Anti-Mouse IgG (H+L) Recombinant Secondary Antibody（品番：RGAM001、希釈倍率1:20000）を使用した。

HRP標識抗マウスIgG-Specific二次抗体を用いたウェスタンブロット画像

図. 様々なライセートをSDS-PAGE に供した後、Beta-Tubulin マウスモノクローナル抗体（品番：66240-1-Ig、アイソタイプ：IgG2a）を用いてウェスタンブロットを行った。検出には、HRP-Goat Anti-Mouse IgM-Specific Recombinant Secondary Antibody（品番：RGAM701、希釈倍率1:20000）とMulti-rAb HRP-Goat Anti-Mouse IgG (H+L) Recombinant Secondary Antibody（品番：RGAM001、希釈倍率1:20000）を使用した。その結果、IgM-Specific二次抗体（品番：RGAM701）はマウスIgG2aと反応しないことが示された。

• 直接ELISAによる特異性検証データ

HRP標識抗マウスIgM-Specific二次抗体を用いたELISA検証結果の棒グラフ

図. 異なるアイソタイプのマウスモノクローナル抗体をコーティング後、HRP-Goat Anti-Mouse IgM-Specific Recombinant Secondary Antibody（品番：RGAM701）を用いてシグナルを検出することにより直接ELISAを行った。その結果、二次抗体はマウスIgMと強く結合し、マウスIgGやマウスIgAとは反応しないことが示された。

■ 全ての製品詳細はこちらから閲覧できます

「Goat Anti-Mouse IgM-Specific 組換え抗体（HRP標識）（品番：RGAM701）」詳細

Goat Anti-Mouse IgM-Specific 組換え抗体（HRP標識）

■ HRP標識ヤギ由来抗マウスIgM特異的二次抗体（リコンビナントモノクローナル抗体）（国内在庫あり※）

品名	メーカー	品番	包装	希望販売価格
Anti IgM-Specific, Recombinant Secondary Antibody, Mouse (Goat) Horseradish Peroxidase	PGI	RGAM701	200 UL	￥17,000
Anti IgM-Specific, Recombinant Secondary Antibody, Mouse (Goat) Horseradish Peroxidase	PGI	RGAM701	1 ML	￥32,000