ヒト E-cadherin を定量的に測定できるELISAキット(サンドイッチ法)です。キャプチャー抗体コート済みの96ウェルプレート(ストリップウェルタイプ)が付属します。
[タグ抗体]HisタグやDDDDKタグ融合タンパク質の検出に!
[コントロール抗体]Beta ActinやGAPDHのルーチン実験に!
[二次抗体]31品目のベーシックな二次抗体、プロテインA、ストレプトアビジン
ヒト E-cadherin を定量的に測定できるELISAキット(サンドイッチ法)です。キャプチャー抗体コート済みの96ウェルプレート(ストリップウェルタイプ)が付属します。
[タグ抗体]HisタグやDDDDKタグ融合タンパク質の検出に!
[コントロール抗体]Beta ActinやGAPDHのルーチン実験に!
[二次抗体]31品目のベーシックな二次抗体、プロテインA、ストレプトアビジン
カドヘリンは、カルシウム依存性の細胞接着を媒介し、正常組織構造の維持において重要な役割を果たす膜貫通糖タンパク質のファミリーです。E-カドヘリン(E-cadherin、epithelial cadherin)は、CDH1(カドヘリン1)またはCAM120/80としても知られる、カドヘリンスーパーファミリーにおける古典的カドヘリン(その他、N-、P-、R-、B-カドヘリンを含む)の一つです。E-カドヘリンは、ほとんどの上皮組織の細胞表面上に発現します。E-カドヘリンの細胞外領域は、カルシウム依存性のトランスホモフィリック結合を支持し、隣接する細胞との特異的な相互作用を提供します。E-カドヘリンの細胞内ドメインは、p120-カテニン、α-カテニン、β-カテニンおよびγ-カテニン(Plakoglobin、プラコグロビン)との相互作用を介してアクチン細胞骨格に結合しています。E-カドヘリンは、上皮の完全性の維持に重要な分子であり、上皮細胞の増殖、分化、生存の調節機構に関わります。また、E-カドヘリンは、腫瘍形成にも関与する可能性が示唆されています。浸潤抑制タンパク質(invasion suppressor protein)とされ、その消失は高い腫瘍浸潤性の指標となります。可溶型E-カドヘリン(Soluble E-cadherin)は、膜結合型E-カドヘリン(Membrane-tethered E-cadherin)のタンパク質分解から生成され、血清中および尿中で検出されます。可溶型E-カドヘリンの濃度上昇は、がん患者で認められることが報告されています[PMID: 26704932 ]。
抗体メーカーであるプロテインテックでは、複数のアプリケーションで検証済みの『自社製造抗体』をスクリーニングし、最適な抗体ペアを選抜して、ELISAキットを開発しています。多くが完全長タンパク質抗原によって作製された抗体は、血清、血漿、細胞培養上清等、様々な生体サンプル*の内在性タンパク質を捕捉できるため、信頼性の高い確実な測定を可能にします。
* 測定可能なサンプルタイプは品番によって異なります。個別のデータシートをご確認ください。
*:右図は「抗体ペアの一例」を示します。ウサギまたはマウス以外の免疫動物由来の抗体タイプもキット開発に使用される場合がございます。
*1:当社からは冷凍品(-20℃)としてお届けします。到着後は冷凍(-20℃)または冷蔵(4℃)で保管してください。
*2:キット有効期間(保証期間)は、商品到着後、冷凍(-20℃)条件下で12か月間、冷蔵(4℃)条件下で6か月間です。
*3:品番によって含まれるHRP標識試薬が異なります。
*4:サンプルに細胞/組織ライセートを用いる場合のみ使用します。付属しない品番もございます。
*5:毒物及び劇物取締法、化管法に該当する危険有害成分は含まれておりません。なお、安衛法「表示、通知すべき有害物」に該当する9.8%硫酸を反応停止液(Stop Solution)中に含みます。
*:希釈サンプル量(希釈倍率はサンプルタイプによって異なります。キット付属のデータシートをご確認ください。)
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
E-cadherin ELISA Kit, Human![]() |
PGI | KE00228 | 1 KIT [96assay] |
¥74,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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