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発見から25年強が過ぎたAKTに関する展望

A perspective on AKT 25-plus years after its discovery

Perspectives

Sci. Signal. 04 Jul 2017:
Vol. 10, Issue 486, eaan8791
DOI: 10.1126/scisignal.aan8791

Maria D. Paraskevopoulou and Philip N. Tsichlis*

Molecular Oncology Research Institute, Tufts Medical Center, Boston, MA 02111, USA.

* Corresponding author. Email: ptsichlis@tuftsmedicalcenter.org

要約
その発見から25年以上が経ち、AKTキナーゼは細胞シグナル伝達の中心的な存在となった。細胞プロセスおよび細胞挙動の誘導におけるAKTの制御および機能に関するわれわれの理解に寄与してきた、この25年間の画期的発見の一部に光を当てる。細胞、組織、および個体の生物学におけるAKTの役割の完全な理解に向けた今後の前進は、技術革新と、徹底した還元主義的解析とシステムに基づく戦略の組合せ如何によるだろう。

Citation: M. D. Paraskevopoulou, P. N. Tsichlis, A perspective on AKT 25-plus years after its discovery. Sci. Signal. 10,eaan8791 (2017).

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