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過バナジン酸:タンパク質チロシンホスファターゼ阻害剤以上のもの

Pervanadate: So much more than a protein tyrosine phosphatase inhibitor

Focus

SCIENCE SIGNALING
20 Jan 2026 Vol 19, Issue 921
DOI: 10.1126/scisignal.aed6832

Neel H. Shah1, 2, *

  1. 1 Department of Chemistry, Columbia University, New York, NY 10027, USA.
  2. 2 Herbert Irving Comprehensive Cancer Center, Columbia University, New York, NY 10032, USA.
  3. * Corresponding author. Email: neel.shah@columbia.edu

要約

化学試薬である過バナジン酸は、タンパク質チロシンホスファターゼの強力かつ不可逆的な阻害剤であり、プロテオーム全体にわたってチロシンリン酸化を増加させるため、ホスホチロシンシグナル伝達の研究に広く用いられている。本誌今週号において、Mulhollandらは、過バナジン酸がチロシンキナーゼSRC上の特定のシステイン残基を酸化することによってもホスホチロシンシグナル伝達を調節し、この普遍的なシグナル伝達酵素の過剰活性化を引き起こすことを示す。

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2026年1月20日号

Focus

過バナジン酸:タンパク質チロシンホスファターゼ阻害剤以上のもの

Research Article

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過バナジン酸誘導酸化はタンパク質チロシンキナーゼSRCの自己抑制を軽減する

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