DNA損傷、ERストレスのパスウェイ解析のための新規セルベーススクリーニングアッセイ PathHunter®
 Cdc25a Degradation Assay
 p53 Nuclear Translocation Pathway
 XBP1 Functional Assay
DiscoverX社；DNA損傷、ERストレスのパスウェイ解析のための新規セルベーススクリーニングアッセイ

・p53、Cdc25a、XBP1に対する化合物が評価可能

・p53パスウェイに対する化合物のスクリーニングに最適

・in house候補化合物や既知遺伝毒性マーカーに対する毒性解析

・化学発光測定法を用いたセルベースアッセイ

・試薬を添加するだけのシンプル操作

・HTSに対応可能なホモジニアスアッセイ

DNA損傷は、DNA複製エラーや紫外線照射などにより引き起こされ、細胞周期の停止、アポトーシス、ゲノムの安定化や修復を促進します。DNA損傷パスウェイの下流にはATM、ATR、Cdc25a、Chk1、Chk2、Caspase 3、p21などの重要なターゲットが存在しており、p53依存性/非依存性パスウェイを介してシグナルを伝達します。Cdc25aは細胞周期のG1期からS期への進行に必要な酵素であり、DNA損傷時には特異的に分解され、細胞分裂の進行を停止させる役割を担っています。転写因子p53は、DNA損傷時に、アポトーシス誘導、細胞周期の停止、DNA損傷修復タンパク質合成の促進を担っています。

PathHunte® Pathway Assayでは、DiscoverX社独自のEFC技術（Enzyme Fragment Complementation）を用いております。PathHunter® CDC25a Degradation Cell Lineでは、Cdc25aタンパク質にEDを付加しております。Cdc25aタンパク質はDNA損傷に特異的に分解されます。EAを含むPL/PK Detection Kit を使用して再構成された活性型β-ガラクトシダーゼの酵素活性依存的なシグナルを検出し、Cdc25aタンパク質の分解量を測定します。図：EFC技術の原理　EFC_system.gif PathHunter® p53 Nuclear Translocation Cell LineおよびXBP1 Nuclear Translocation Cell Lineでは、ターゲットタンパク質（p53もしくはXBP1）にEDを付加し、核局在タンパク質としてEAを発現させています。シグナル伝達によりターゲットタンパク質が活性化し核内に移行すると、付加したEDと、核内に局在しているEAが相互作用して、活性型β-ガラクトシダーゼが再構成されます。このβ-ガラクトシダーゼの酵素活性により添加した化学発光基質が加水分解され、酵素活性依存的なシグナルが得られます。

《安定発現細胞株及び検出試薬》

継代可能な安定発現細胞株は大規模なプロファイリングやスクリーニングに最適です。

※その他、専用培地や関連試薬の取扱いもございますので詳細はお問い合わせください。

《eXpress kit》

使い切り凍結細胞と検出試薬および96ウェルプレート1枚を含むReady-to-Use kitです。
実験条件検討の必要がなく、少量スケールのアッセイが可能です。

  キット詳細はこちら

《受託サービス》

お手持ちの被験サンプルをDiscoverX社(米国)に送付し、上記安定発現細胞株を用いた受託解析サービスも可能です。価格、納期など詳細はお問い合わせください。

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