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記事ID : 41991
研究用

ストレプトアビジン固定化バイオセンサーに!表面プラズモン共鳴(SPR)、バイオレイヤー干渉法(BLI)、ELISA検出に有用 Nano-CaptureLigand™ Anti-mouse IgG2a 抗体(ビオチン標識)

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Nano-CaptureLigand™(ナノキャプチャーリガンド)Alpaca anti-mouse IgG2a 抗体(Nano-CaptureLigand™ mouse IgG2a, VHH, biotinylated)は、表面プラズモン共鳴(SPR)やバイオレイヤー干渉法(BLI)を原理とするバイオセンサー、またはELISAアッセイに利用できるビオチン標識済みのアルパカ由来抗マウスIgG2a抗体です。

高親和性&高特異性アルパカ組換えVHHバイオセンサー/ELISA開発に最適

背景

■ VHH抗体とは?

VHH抗体は、Nanobody® としても知られるラクダ科動物の「重鎖抗体(Heavy chain-only antibody)」由来の抗原結合ドメインです。一般的な抗体と比べて、10分の1程度とサイズが小さく、高い特異性と親和性を示すことで知られます。

図. ラクダ科動物のユニークな重鎖抗体・VHH
図. ラクダ科動物のユニークな重鎖抗体・VHH
図. 従来の1/10ほどの分子量
図. 従来の1/10ほどの分子量
 

■ Nano-CaptureLigand™(ナノキャプチャーリガンド)とは?

Nano-CaptureLigand™(ナノキャプチャーリガンド)は、ビオチンを標識したアルパカ由来抗Ig(イムノグロブリン)抗体です。アビジンやストレプトアビジンでコーティングされたバイオセンサー上に固定化し、その上に「非ビオチン化抗体(マウスIgG2a)」を添加してキャプチャーすることで、目的抗原の分子間相互作用解析、検出および定量に使用できます。

  • SPR(表面プラズモン共鳴)
  • BLI(バイオレイヤー干渉法)
  • ELISA

■ Proteintech Group(プロテインテック)とは?

Proteintech Group, Inc.(プロテインテック)社は、2001年に設立された抗体製造メーカーです。現在までに、米国本社の他、英国、中国、ドイツ、フランス、シンガポール等で支社を展開し、各国で様々なマーカー抗体、タンパク質研究用試薬を供給しています。国内におけるテクニカルサポート等は、2016年より株式会社プロテインテック・ジャパン(www.ptglab.co.jp 外部リンク)が担当しています。

  • 全てオリジナル商品:自社ラボで製造、検証済み(購入後1年間の交換保証付き)
  • 数多くの評判:国内・海外における累計122,300報以上の論文使用実績(2024年11月現在)
  • 迅速な納期:約17,000品目を当社倉庫に国内在庫!
\2024年の締めくくり!お得なキャンペーン開催中!/

プロテインテックは「日本で成長している抗体サプライヤー」

プロテインテックとChromoTek(クロモテック、ドイツ)は、引用数ランキング付の抗体検索サイトを運営する英国「CiteAb 外部リンク」が主催の「2022 CiteAb Awards」において「Researchers' choice(研究者の選択)外部リンク」部門と「Environmental Initiative of the Year(今年の環境イニシアチブ)外部リンク」部門でそれぞれ受賞者として選出されました。優れた品質およびカスタマーサービス、環境への取り組みが高く評価されています。

また「Which suppliers should you watch in the Japanese antibody market?(日本の抗体市場で注目すべきサプライヤーは?)外部リンク」のブログ記事で、近年発表された論文中の製品引用数を根拠にプロテインテックが「日本で成長している抗体サプライヤー」として「注目に値するシェアの拡大・急上昇」を見せていると言及されています。以下のリンクから、プロテインテックの主なカテゴリー製品をご覧いただけます。

 

特長

■ Nano-CaptureLigand™ Anti-mouse IgG2a 抗体(ビオチン標識)
商品名Alpaca anti-mouse IgG2a 抗体
(Nano-CaptureLigand™ alpaca anti-mouse IgG2a, recombinant VHH, biotinylated)
(アルパカ由来抗マウスIgG2aナノ二次抗体)
品番smsG2aB-1-10/smsG2aB-1-100  外部リンク
交差性マウスIgG2a
特異性マウスIgG2aのFcフラグメント
宿主動物/免疫動物アルパカ(組換えVHHモノクローナル抗体、バクテリア発現)
交差性
交差動物種・交差サブクラス]マウス(IgG1, IgG2b, IgG3)、ヒト(IgG1, IgG2, IgG3, IgG4, IgA; rat IgG1, IgG2a, IgG2b)、ラット(rat IgG1, IgG2a, IgG2b)、ヤギ、ヒト、マカクザル/カニクイザル、ヒツジ血清
(※ マウスIgG2cとは交差性を示します。)
クローン番号CTK0108(VHH0249)
抗体タイプアルパカ由来シングルドメイン一価抗体
(Alpaca single domain antibodies, monovalent)
抗体親和性(KD値)1.5 nM
(Apparent affinity may be higher for full IgGs due to avidity effects(1 antibody captured by 2 Nanobodies))
容量10 µL/100 µL
フォーマット液体
アプリケーションBLI(バイオレイヤー干渉法)、SPR(表面プラズモン共鳴)、ELISA
標識ビオチン(Biotin)
標識度
(Degree of biotinylation)
On average 1-2 biotin molecules per Nanobody
精製方法リコンビナント抗体として発現およびHisタグを介して精製済み
製品検証
  • Application validated for ELISA and BLI(FortéBio Octet® systems)
  • Determination of cross-reactivity, subclass specificity, sequence, affinity, and melting temperature
別名Alpaca single domain antibody, VHH, Nanobody, binding domain of single domain antibody, Nano-antibody
バッファー・保存剤25 mM TAPS pH 8.5, 500 mM NaCl, 5 mM EDTA, Preservative: 0.09 % sodium azide
濃度1 g/L(68 µM)
保存方法
  • 到着後、冷蔵(4℃)で保管してください。
    (適宜:必要に応じて小分けし、冷凍(-20℃)で保管してください。)

その他

■ Nano-CaptureLigand™ Anti-mouse IgG2a 抗体アプリケーション参考資料

使用例

■ Nano-CaptureLigand™ Anti-mouse IgG2a 抗体(ビオチン標識)(品番:SMSG2AB-1-10/-100)

BLI binding kinetics of a mouse IgG2a anti-V5-tag antibody to a V5-tagged protein. A monoclonal mouse IgG2a anti-V5-tag antibody was immobilized using Nano-CaptureLigand mouse IgG2a, Fc-specific VHH, biotinylated on FortéBio Streptavidin (SA) Biosensors and assayed with different concentrations of a V5-tagged protein.
図1
BLI binding kinetics of a mouse IgG2a anti-V5-tag antibody to a V5-tagged protein. A monoclonal mouse IgG2a anti-V5-tag antibody was immobilized using Nano-CaptureLigand mouse IgG2a, Fc-specific VHH, biotinylated on FortéBio Streptavidin (SA) Biosensors and assayed with different concentrations of a V5-tagged protein.
ELISA capture of mouse IgG2a antibody using Nano-CaptureLigand mouse IgG2a, Fc-specific VHH, biotinylated. 50 nM Nano-CaptureLigand mouse IgG2a, Fc-specific VHH, biotinylated was used for coating on an avidin-coated MaxiSorp plate. Mouse IgG2a antibody was titrated in a 1:2 dilution series and detected with an alkaline phosphatase-conjugated detection antibody.
図2
ELISA capture of mouse IgG2a antibody using Nano-CaptureLigand mouse IgG2a, Fc-specific VHH, biotinylated. 50 nM Nano-CaptureLigand mouse IgG2a, Fc-specific VHH, biotinylated was used for coating on an avidin-coated MaxiSorp plate. Mouse IgG2a antibody was titrated in a 1:2 dilution series and detected with an alkaline phosphatase-conjugated detection antibody.
 

Nano-CaptureLigand™ Anti-mouse IgG2a 抗体(ビオチン標識)

■ アルパカ由来の抗マウスIgG2a抗体(ビオチン標識、組換えVHHモノクローナル抗体)

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Anti IgG2a Fc-specific, Nano-CaptureLigandTM, recombinant VHH, Mouse (Alpaca) Biotin, CTK0108詳細データ PGI SMSG2AB-1-10 10 UL
¥27,000
Anti IgG2a Fc-specific, Nano-CaptureLigandTM, recombinant VHH, Mouse (Alpaca) Biotin, CTK0108詳細データ PGI SMSG2AB-1-100 100 UL
¥99,000

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商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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