Caspase 6/p18/p11とは?
カスパーゼ-6(Caspase-6、CASP6)は、システイン-アスパラギン酸特異的プロテアーゼなカスパーゼファミリーに属します。CASP6の前駆体は、大サブユニット(18kDa)と小サブユニット(16kDa)の2つのサブユニットを産生し、二量体化します。カスパーゼ-6は、ラミン(lamin)の他に、ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ(PARP:PARP:poly(ADP-ribose) polymerase)を切断し、アポトーシス実行に関与するカスパーゼの活性化カスケードに関与します。近年の研究では、CASP6は、ニューロンの機能不全の初期の誘因となり得ることが示され、細胞周期エントリーを調節することによって、B細胞活性化と形質細胞への分化を調節することが示されています。また、IRAK3は、CASP6の重要な標的です。ヒトニューロンと胎児脳を用いたウエスタンブロット解析では、28、32、36、49、64kDaの5つのバンドを検出することができ、32kDaと28kDaのバンドは、それぞれプロカスパーゼ-6(procaspase-6)とプロアームカスパーゼ‐6(pro-arm caspase-6)を表します。プロカスパーゼ-6は、成人組織ではプロアームカスパーゼ-6よりも豊富ですが、胎児脳および培養ニューロンではプロアームカスパーゼ-6の方がプロカスパーゼ-6よりも豊富に存在します。49kDaおよび64kDaに位置する、大きい分子量バンドは、p28およびp32の二量体を表している可能性が高いと報告されています[PMID: 10438520 ]。ラット精巣では、34kDaと12kDa、または14kDaの2つのバンドを検出される場合があります[PMID: 12538628 ]。
■ Proteintech Group(プロテインテック)とは?
Proteintech Group, Inc.(プロテインテック)社は、2001年に設立された抗体製造メーカーです。現在までに、米国本社の他、英国、中国、ドイツ、フランス、シンガポール等で支社を展開し、各国で様々なマーカー抗体、タンパク質研究用試薬を供給しています。国内におけるテクニカルサポート等は、2016年より株式会社プロテインテック・ジャパン(www.ptglab.co.jp )が担当しています。
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