TGFBI/BIGH3とは?
TGFBI(Transforming growth factor-beta-induced protein ig-h3)は、BIGH3、Kerato-epithelinおよびRGD-CAP(RGD-containing collagen-associated protein)とも呼ばれ、I型、II型、IV型コラーゲンに結合するタンパク質です。TGFBIは、細胞-コラーゲン相互作用において重要な役割を果たすと示唆されている接着タンパク質です。TGFBIは、軟骨において軟骨内骨形成への関与が示唆されています。TGFBIは、細胞外マトリックスアダプタータンパク質であり、形質転換組織において差次的に発現することが報告されています。TGFBIは、化学療法に対する応答への予測因子であることが示唆されており、TGFBI由来ペプチドは、化学療法に対する応答を増強させるアジュバントとして利用できる可能性が示唆されています[PMID: 20509890 ]。TGFBIの欠損は、上皮基底膜角膜ジストロフィー(EBMD:epithelial basement membrane corneal dystrophy)、Groenouw I型角膜ジストロフィー(CDGG1:Corneal dystrophy Groenouw type I)、格子状角膜ジストロフィーI型(LCD1:Lattice corneal dystrophy, type I)、Thiel-Behnke角膜ジストロフィー(TBCD:Thiel-Behnke corneal dystrophy)、Reis-Bucklers角膜ジストロフィー(RBCD:Reis-Bucklers corneal dystrophy)、格子状角膜ジストロフィー3A型(CDL3A:Corneal dystrophy, lattice type 3A)、アベリノ角膜変性症(ACD:Avellino corneal dystrophy)の原因になります。
■ Proteintech Group(プロテインテック)とは?
Proteintech Group, Inc.(プロテインテック)社は、2001年に設立された抗体製造メーカーです。現在までに、米国本社の他、英国、中国、ドイツ、フランス、シンガポール等で支社を展開し、各国で様々なマーカー抗体、タンパク質研究用試薬を供給しています。国内におけるテクニカルサポート等は、2016年より株式会社プロテインテック・ジャパン(www.ptglab.co.jp )が担当しています。
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プロテインテックは「日本で成長している抗体サプライヤー」