TDP-43とは?
TARDBP(TAR DNA-binding protein)遺伝子は、TDP-43タンパク質をコードしており、TAR DNAに結合することでHIV-1転写を抑制する因子として最初に発見されました。TDP-43は、DNAだけではなくRNAに結合することもわかっており、転写抑制、翻訳抑制制御およびpre-mRNAスプライシング等の複数の機能を持ちます。例えば、CTFR遺伝子の選択的スプライシングを制御することが報告されています。2006年、Neumannらによって、高リン酸化型、ユビキチン化された切断フォームのTDP-43は、ubiquitin-陽性, tau-およびalpha-synuclein 陰性の前頭側頭葉変性症(FTLD-U)および筋萎縮性側索硬化症(ALS)で重要な役割を果たしていることが報告されました。
プロテインテック社の10782-2-AP抗体は、TDP-43のN末端を認識するウサギポリクローナル抗体です。TDP-43の最初の260アミノ酸を抗原として作製されています。インタクトな45kDaのタンパク質の他、全ての翻訳後修飾タンパク質、切断されたフォームを認識し、様々なアプリケーションでご利用いただけます。
■ Proteintech Group(プロテインテック)とは?
Proteintech Group, Inc.(プロテインテック)社は、2001年に設立された抗体製造メーカーです。現在までに、米国本社の他、英国、中国、ドイツ、フランス、シンガポール等で支社を展開し、各国で様々なマーカー抗体、タンパク質研究用試薬を供給しています。国内におけるテクニカルサポート等は、2016年より株式会社プロテインテック・ジャパン(www.ptglab.co.jp
)が担当しています。
- 全てオリジナル商品:自社ラボで製造、検証済み(購入後1年間の交換保証付き)
- 数多くの評判:国内・海外における累計128,900報以上の論文使用実績(2025年1月現在)
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