コスモ・バイオでは、がん幹細胞マーカー CD44 バリアント抗体や、がん幹細胞濃縮キット、がん幹細胞増殖培地、がん幹細胞機能因子定量ELISAなど広く取り揃えています。

コスモ・バイオでは、がん幹細胞マーカー CD44 バリアント抗体や、がん幹細胞濃縮キット、がん幹細胞増殖培地、がん幹細胞機能因子定量ELISAなど広く取り揃えています。

がん幹細胞(cancer stem cells;CSCs)は、腫瘍内に存在する細胞で、自己複製能と腫瘍を構成する多様な系譜の細胞(heterogeneous lineages)を生じさせる能力(多分化能)を持つ細胞であると定義されます[1]。がん幹細胞は、腫瘍形成能の有無を実験的に調べることで区別されることから、「腫瘍始原細胞(tumor initiating cell)」や「腫瘍原性細胞/発がん性細胞(tumorigenic cell)」とも呼ばれます。
がん幹細胞仮説において腫瘍の排除と再発の防止にはがん幹細胞の根絶が必須であるとされているため、がん幹細胞はがん治療の重要なターゲットとなっています。
がん幹細胞に高頻度で発現亢進している膜抗原CD44v8-10に高いアフィニティで結合するモノクローナル抗体を結合した磁性粒子で、磁気分離を利用してがん幹細胞を濃縮することができます。
「抗CD44v抗体」は、がん幹細胞において高頻度で発現亢進している膜抗原CD44 v8-10に高いアフィニティで結合するモノクローナル抗体で、セルソーター等を用いることにより、これまで困難であったがん幹細胞の濃縮が容易に実現可能となります。 がん幹細胞が濃縮されることにより、in vitro でのがん幹細胞の評価系として用いられている「スフィア培養系」やin vivoの評価系として用いられている「マウス肺転移モデル」の構築が可能となり、癌の発生・転移メカニズムの解明や、がん幹細胞に対する治療薬のスクリーニングが可能となります。「抗CD44v抗体」は、がん幹細胞をターゲットとした新たな治療薬開発のための有力なツールとなります。
ProMab(プロマブ/PMB)社では40種類以上のがん幹細胞マーカーのマウスモノクローナル抗体を取り揃えています。
がん幹細胞のマーカーとして有用な PSF1 / PSF3 / SLD5 に対するモノクローナル抗体です。
Cancer Stem Cell Media Premium™ (がん幹細胞増殖培地)は、ProMab社のテクノロジーによって開発されたスフェロイド形成がん幹細胞の選択および増殖に最適化された無血清培地です。本製品は、MCF7、HCT116、HT1080等、様々ながん細胞由来の腫瘍塊(tumor spheres)で試験されています。
がん幹細胞にも利用可能な、独自の不織布構造のゼラチンを用いた細胞培養用基材です。 シートタイプ、パウダータイプ、ブロックタイプなど、様々な用途に対応します。
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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