IFN gammaとは?
インターフェロンガンマ(IFNγ/IFNG:Interferon gamma)は、可溶性サイトカインで、II型インターフェロンクラスを構成する唯一のメンバーです。IFNγは、Th1細胞、細胞傷害性T細胞、NK細胞によって分泌されます。IFNγは、抗ウイルス、免疫調節、抗腫瘍特性に関係し、マクロファージの強力な活性化因子として機能します。特に病原体のクリアランスにおいて重要な役割を果たします。IFNγ発現の異常は、多数の自己炎症性疾患および自己免疫疾患を引き起こします。また、IFNγは、結核性胸膜炎(TB:pleural tuberculosis)のバイオマーカーとして有用であることが示されています。IFNγ遺伝子の突然変異は、再生不良性貧血(aplastic anemia)と関連します。本抗体(品番:69007-1-Ig)は、インターフェロンガンマタンパク質の阻害/遮断/中和するための研究に用いられます。
■ Proteintech Group(プロテインテック)とは?
Proteintech Group, Inc.(プロテインテック)社は、2001年に設立された抗体製造メーカーです。現在までに、米国本社の他、英国、中国、ドイツ、フランス、シンガポール等で支社を展開し、各国で様々なマーカー抗体、タンパク質研究用試薬を供給しています。国内におけるテクニカルサポート等は、2016年より株式会社プロテインテック・ジャパン(www.ptglab.co.jp
)が担当しています。
- 全てオリジナル商品:自社ラボで製造、検証済み(購入後1年間の交換保証付き)
- 数多くの評判:国内・海外における累計64,900報以上の論文使用実績(2022年3月現在)
- 迅速な納期:約12,500品目を当社倉庫に国内在庫!
プロテインテックグループにChromoTek®(クロモテック)が加わりました!
主に『アルパカ抗体(組換えVHH)』の製造を行う旧ChromoTek®(クロモテック、ドイツ)社(www.chromotek.com
)は、2020年10月よりProteintech Group(プロテインテック 、米国)ブランドの一部になりました。緑色蛍光タンパク質(GFP)の免疫沈降(IP)実験で3,030報以上の文献実績を有する GFP-Trap® をはじめ、アルパカ由来の組換えVHH抗体は、高い親和性、特異性、および安定性を発揮します。