380報以上の文献使用実績！脂肪生成やインスリン抵抗性に関与する核内受容体を検出 PPAR gamma 抗体

PPAR gamma 抗体（anti PPAR gamma antibody）は、PPAR gamma タンパク質を検出するウサギポリクローナル抗体です。

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PPAR gammaとは?

PPAR（Peroxisome proliferator-activated receptor）は、リガンド活性化細胞内転写因子であり、エストロゲン、甲状腺ホルモン受容体、レチノイン酸、ビタミンD3、レチノイドX受容体（RXR）等を含む、核内受容体（NR：nuclear receptor）スーパーファミリーのメンバーです。PPARサブファミリーは、PPARα (NR1C1：Nuclear receptor subfamily 1 group C member 1)、PPARβ/δ（NR1C2：Nuclear receptor subfamily 1 group C member 2）およびPPARγ（NR1C3：Nuclear receptor subfamily 1 group C member 1）と呼ばれる、異なる遺伝子によってコードされる3つのサブタイプからなり、これらは選択的リガンドによって活性化されます。PPARγは、PPARG（Peroxisome proliferator-activated receptor gamma）とも呼ばれ、核内受容体DNA結合ドメインを1つ含み、脂質低下薬や脂肪酸等のペルオキシソーム増殖因子と結合する受容体です。PPARGは、脂質ホメオスタシス、脂肪生成、インスリン抵抗性、様々な臓器の発達調節に重要な役割を果たしています［PMID: 24793638 ］。PPARGの欠損は、家族性部分型リポジストロフィー3型（FPLD3：familial partial lipodystrophy type 3）の原因であり、肥満に対する感受性と関連している可能性や、2型糖尿病および高血圧を引き起こす可能性が示唆されています。PPARGの突然変異は、結腸がんと関連している可能性があります。PPARGの遺伝的変異は、神経膠腫（グリオーマ）に対する感受性と関連しています。PPARGは、分子量57 kDaと54 kDaの2つのアイソフォームを有し、修飾されたPPARGは約67 KDaを示す場合があります［PMID: 9831621 、16809887 ］。PPARG2は、スプライシングバリアントであり、N末端にさらに30個程度のアミノ酸残基を有します［PMID: 15689403 ］。また、核内受容体PPARG2に免疫学的に関連する3つの異なる配列を持つ45 kDaのタンパク質（mt-PPAR）がミトコンドリアに存在することが報告されています。mt-PPARは、PPARG2（57 kDa）と比較すると明らかに小さい分子量を示します［PMID: 10922459 ］。PPARGは主に核内に局在することが示されてきましたが、細胞質でも検出でき、核外/非ゲノム作用を有することが報告されました［PMID: 17611413 、 19432669 、 14681322 ］。

■ Proteintech Group（プロテインテック）とは?

Proteintech Group, Inc.（プロテインテック）社は、2001年に設立された抗体製造メーカーです。現在までに、米国本社の他、英国、中国、ドイツ、フランス、シンガポール等で支社を展開し、各国で様々なマーカー抗体、タンパク質研究用試薬を供給しています。国内におけるテクニカルサポート等は、2016年より株式会社プロテインテック・ジャパン（www.ptglab.co.jp ）が担当しています。

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プロテインテックは「日本で成長している抗体サプライヤー」

プロテインテックとChromoTek（クロモテック、ドイツ）は、引用数ランキング付の抗体検索サイトを運営する英国「CiteAb 」が主催の「2022 CiteAb Awards」において「Researchers' choice（研究者の選択）」部門と「Environmental Initiative of the Year（今年の環境イニシアチブ）」部門でそれぞれ受賞者として選出されました。優れた品質およびカスタマーサービス、環境への取り組みが高く評価されています。

また「Which suppliers should you watch in the Japanese antibody market?（日本の抗体市場で注目すべきサプライヤーは?）」のブログ記事で、近年発表された論文中の製品引用数を根拠にプロテインテックが「日本で成長している抗体サプライヤー」として「注目に値するシェアの拡大・急上昇」を見せていると言及されています。以下のリンクから、プロテインテックの主なカテゴリー製品をご覧いただけます。

抗体&免疫アッセイ サイトカイン・増殖因子 ChromoTek 試薬 

 

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■ PPAR gamma ポリクローナル抗体（品番：16643-1-AP）

図1
U-937 cells were subjected to SDS PAGE followed by western blot with 16643-1-AP(PPARG antibody) at dilution of 1:800 incubated at room temperature for 1.5 hours

図2
Immunofluorescent analysis of HepG2 cells using 16643-1-AP( PPARG Antibody) at dilution of 1:25 and Rhodamine-Goat anti-Rabbit IgG

※ 国内在庫［あり/なし］の最新状況は、↑  品名  クリック先ページ  当社在庫  の表示をご確認ください。タイミングによって［入荷予定あり/当社在庫なし］の場合があります。

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