細胞生物学
生命と細胞死

Cell Biology
Life and Cell Death

Editor's Choice

Sci. Signal., 25 March 2014
Vol. 7, Issue 318, p. ec77
[DOI: 10.1126/scisignal.2005295]

L. Bryan Ray

Science,Science Signaling, AAAS, Washington, DC 20005, USA

K. Newton, D. L. Dugger, K. E. Wickliffe, N. Kapoor, M. C. de Almagro, D. Vucic, L. Komuves, R. E. Ferrando, D. M. French, J. Webster, M. Roose-Girma, S. Warming, V. M. Dixit, Activity of protein kinase RIPK3 determines whether cells die by necroptosis or apoptosis. Science 343, 1357–1360 (2014). [Abstract] [Full Text]

J. Zhang, F. K.-M. Chan, RIPK3 takes another deadly turn. Science 343, 1322–1323 (2014). [Abstract] [Full Text]

動物をある形の細胞死から守ろうとすると、別の形による死がもたらされることがある。RIPK1およびRIPK3として知られる2つのプロテインキナーゼは、ネクロトーシスによる細胞死につながるシグナル伝達を促進する。しかし、Newtonらは(ZhangとChanによるPerspectiveを参照)、RIPK3の阻害が必ずしも有益であるとは限らないことを見出した。それどころか、触媒活性をもたない型のRIPK3を発現するマウスは、アポトーシス性細胞死の増加により死亡したが、おそらくRIPK3は独立した機構によってカスパーゼ-8を介するアポトーシスを抑制するために、RIPK3タンパク質を完全に欠損したマウスは死亡しなかった。

L. B. Ray, Life and Cell Death. Sci. Signal. 7, ec77 (2014).

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2014年3月25日号

Editor's Choice

細胞生物学
生命と細胞死

Editorial Guides

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Research Article

トリプルネガティブ乳がんにおいてEGFRおよびHER3の拮抗作用がPI3K-Akt経路阻害薬への応答を高める

BRAF阻害剤はMEKおよびERKシグナル伝達を再活性化することによりRAS変異体や阻害剤抵抗性の黒色腫細胞における転移を誘導する

Perspectives

マイクロRNA回路はがんと炎症の結び付きを制御する

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