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特集:Gタンパク質共役受容体のコードを解読

Focus Issue: Cracking the G Protein-Coupled Receptor Code

Editorial Guides

Sci. Signal., 9 August 2011
Vol. 4, Issue 185, p. eg7
[DOI: 10.1126/scisignal.2002388]

Nancy R. Gough*

Editor, Science Signaling, AAAS, 1200 New York Avenue, NW, Washington, DC 20005, USA.

* Corresponding author. E-mail, ngough@aaas.org

要約:最大かつ最も広い治療標的である受容体クラスの1つとして、Gタンパク質共役受容体(7回膜貫通型受容体としても知られる)は、臨床的に重要な生理機能の調節因子である。本号のScience Signalingで取り上げられている研究では、受容体のリン酸化によってアゴニストはどのようにして個々の細胞応答を誘発するのか、また、疾患に関連する突然変異がどのようにしてリガンドに対する受容体の応答に影響しているのかに関する知見が示された。本研究は、これらの受容体によるシグナル伝達がどのようにコード化され、また解読されて、リガンド特異的、細胞特異的、またゲノム特異的な応答が生じるのかを解明するのに役立つものである。

N. R. Gough, Focus Issue: Cracking the G Protein-Coupled Receptor Code. Sci. Signal. 4, eg7 (2011).

英文原文をご覧になりたい方はScience Signaling オリジナルサイトをご覧下さい

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複数部位のリン酸化と閾値検出による個々のオピオイド受容体の部分アゴニストの効果の定量的コード化

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