• ホーム
  • PKM2のアロステリック調節によって多様な生理学的状態に対する細胞の適応が可能になる

PKM2のアロステリック調節によって多様な生理学的状態に対する細胞の適応が可能になる

Allosteric Regulation of PKM2 Allows Cellular Adaptation to Different Physiological States

Perspectives

Sci. Signal., 19 February 2013
Vol. 6, Issue 263, p. pe7
[DOI: 10.1126/scisignal.2003925]

Dan Y. Gui1*, Caroline A. Lewis1*, and Matthew G. Vander Heiden1,2†

1 Koch Institute for Integrative Cancer Research at Massachusetts Institute of Technology, Cambridge, MA 02139, USA.
2 Dana-Farber Cancer Institute, Harvard Medical School, Boston, MA 02115, USA.

* These authors contributed equally to this work.

† Corresponding author. E-mail: mvh@mit.edu

要約:ピルビン酸キナーゼのアイソフォームM2(PKM2)の活性は、複雑なアロステリック調節を受ける。最近、セリンとスクシニルアミノイミダゾールカルボキシアミドリボース-5’-リン酸(succinylaminoimidazolecarboxamide ribose-5'-phosphate:SAICAR)が、それまで認識されていなかったPKM2の活性化因子として同定された。この発見によって、細胞内でのPKM2の調節方法がさらに複雑になり、細胞はPKM2の活性を調節することによって代謝状態を特定の生理学的状況に適応させることができるという考え方が支持される。

D. Y. Gui, C. A. Lewis, M. G. Vander Heiden, Allosteric Regulation of PKM2 Allows Cellular Adaptation to Different Physiological States. Sci. Signal. 6, pe7 (2013).

英文原文をご覧になりたい方はScience Signaling オリジナルサイトをご覧下さい

英語原文を見る

2013年2月19日号

Editor's Choice

細胞生物学
オートファジーで疾患と闘う

Research Article

ホメオボックス転写因子のCutはショウジョウバエの気道リモデリングにおけるパターン形成と増殖を協調させる

T細胞の活性化によってSrcファミリーキナーゼLckのコンホメーション変化が起こり、その活性化が誘導される

Perspectives

PKM2のアロステリック調節によって多様な生理学的状態に対する細胞の適応が可能になる

最新のPerspectives記事

2017年7月4日号

発見から25年強が過ぎたAKTに関する展望

2016年10月18日号

WNKキナーゼに固有の構造的特徴を活用して治療的阻害を達成する

2016年4月26日号

Ca2+透過性AMPA受容体、キナーゼPKAおよびホスファターゼPP2BはシナプスのLTPおよびLTDにおいてどのような結び付きがあるか

2016年4月5日号

IP3受容体:4つのIP3でチャネルを開く

2015年11月3日号

発がん性PI3Kαが乳房上皮細胞の多能性を促進する