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増殖と休止の決定を示す位相図

Phase Portraits of the Proliferation-Quiescence Decision

Perspectives

Sci. Signal., 10 December 2013
Vol. 6, Issue 305, p. pe37
[DOI: 10.1126/scisignal.2004891]

Tongli Zhang*

Oxford Centre for Integrative Systems Biology, Department of Biochemistry, University of Oxford, South Parks Road, Oxford OX1 3QU, UK.

* Corresponding author. E-mail: tongli.zhang@bioch.ox.ac.uk

要約:哺乳動物細胞は、細胞周期のR点と呼ばれる特異的なポイントで増殖か休止かの決定を下し、その後は増殖にコミットして、成長因子に頼らず有糸分裂を終える。教科書的な見方では、この決定的な移行は有糸分裂の数時間後(G1期の中ほど)に起こる。Cellのある論文においてSpencerらは、R点は、G1期の特定の時点として定義するのではなく、CDK2-RB-E2F(サイクリン依存性キナーゼ2‐網膜芽細胞腫‐E2F)相互作用ネットワークにおける正のフィードバックから生じる、双安定スイッチのオン/オフ状態という観点から定義すべきであることを示している。

T. Zhang, Phase Portraits of the Proliferation-Quiescence Decision. Sci. Signal. 6, pe37 (2013).

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