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TAKの働きとIKKの活性化:ユビキチン」が審判

TAK-ling IKK Activation: "Ub" the Judge

Perspectives

Sci. Signal., 19 January 2010
Vol. 3, Issue 105, p. pe3
[DOI: 10.1126/scisignal.3105pe3]

Shelly M. Wuerzberger-Davis and Shigeki Miyamoto*

Department of Pharmacology, University of Wisconsin-Madison, 6159 Wisconsin Institute for Medical Research, 1111 Highland Avenue, Madison, WI 53705, USA.

* Corresponding author. E-mail, smiyamot@wisc.edu

要約:転写因子核因子κB(NF-κB)の活性化に至るシグナル伝達イベントの検討が進んだことで、以前は特徴 が不明であったシグナル伝達メカニズムが明らかにされることとなった。これらのプロセスにおいて非分解性ポリユビキチン鎖が重要な役割を果たすことは、現 在広く認識されている。しかしそれらがNF-κBシグナル伝達を実際どのように指揮しているかは、現在も大きく議論が分かれるところである。このような教 義的認識に挑戦し、最近の研究で、主な炎症性サイトカインであるインターロイキン-1β(IL-1β)が2つの連続する経路、すなわち「RING」と 「zinc」経路を活性化して、それぞれがNF-κBの初期および後期の活性化を調節することが示された。NF-κB調節メカニズムの研究は現在も進めら れているが、その中にあって本研究はパラダイムシフトをもたらすものである。

S. M. Wuerzberger-Davis, S. Miyamoto, TAK-ling IKK Activation: "Ub" the Judge. Sci. Signal. 3, pe3 (2010).

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2010年1月19日号

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