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MAPK p38αにおける三次元ドッキング

Three-Dimensional Docking in the MAPK p38α

Perspectives

Sci. Signal., 20 December 2011
Vol. 4, Issue 204, p. pe47
[DOI: 10.1126/scisignal.2002697]

Elizabeth J. Goldsmith*

Department of Biochemistry, University of Texas Southwestern Medical Center at Dallas, Dallas, TX 75390–8816, USA.

* Corresponding author. E-mail: elizabeth.goldsmith@utsouthwestern.edu  

要約:マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(Mitogen-activated protein kinase:MAPK)は真核生物のシグナル伝達回路網で中心的役割を果たし、他の多数のタンパク質と相互作用する。MAPKホスファターゼであるMKP5のキナーゼ結合ドメイン(KBD)と会合しているMAPKの構造から、MAPKとの接点は三次元に折り畳まれたKBDによって形成されるが、このときKBDは、キナーゼ上の、基質およびMAPKキナーゼにみられる標準的な線形ドッキングモチーフと同じ結合部位を占有することが明らかにされた。この構造は、MKP5と他のMKPの作用についての洞察を与えてくれる。

E. J. Goldsmith, Three-Dimensional Docking in the MAPK p38α. Sci. Signal. 4, pe47 (2011).

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