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神経の腫脹によるシグナル伝達

Signaling by Neuronal Swelling

Teaching Resources

Sci. Signal., 11 January 2011
Vol. 4, Issue 155, p. tr1
[DOI: 10.1126/scisignal.4155tr1]

R. Douglas Fields*

National Institute of Child Health and Human Development, NIH, Building 35, Room 2A211, MSC3713, Bethesda, MD 20892, USA.

* E-mail, fieldsd@mail.nih.gov

 

要約:いくつかの物理的現象は、軸索による電気的インパルスの発火を伴う。そのうちのいくつか、たとえば軸索の顕微鏡レベルでの腫脹などは、軸索を通る光の透過を変化させる。これによって「内因性光学信号」と呼ばれるものが生じる。なぜならば、膜電位感受性色素を添加したり電子増幅器を使用したりしなくても、光学的手法によって軸索の興奮を見ることができるからである。さらにこのような物理的変化によって、ニューロンはシナプス性のシグナルを介さずに他のニューロンやグリアなどの隣接細胞と連絡を取り合うことが可能になる。本Teaching Resourceにあるビデオ3本のうちの2本は、培養ニューロンにおいて活動電位の発火を伴う軸索の顕微鏡レベリでの腫脹が光学的に表れる様子について示しており、他1本は神経の腫脹によって刺激される膜チャネルを通って生じるATPの非シナプス性放出について示している。

R. D. Fields, Signaling by Neuronal Swelling. Sci. Signal. 4, tr1 (2011).

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